メンテナンスポイント
代表的な天然石の表面仕上げ方法
サイトマップハウスクリーニング用品センター
 ハウスクリーニング技術館

床材の種類とメンテナンス方法

● 建築床材の分類
■ プラスチック系床材

 ● ビニル系床材
  ◎ 床タイル
   ▲ コンポジション ビニル床タイル
   ▲ ホモジニアス ビニル床タイル
   ▲ ラミネートモモジニアス 床タイル
  ◎ 床シート
   ▲ 塩ビ シート
   ▲ イントレイド シート
   ▲ クッション フロア
   ▲ 導電性シート
 ● ゴム系床材
  ◎ ゴム床タイル
 ● 合成樹脂系塗り床材

■ 石材・セメント系床材
 岩石の分類
 天然石の表面仕上げ方法
 ● 石材系床材
  ◎ 大理石・石灰岩
  ・/A>・蛇紋岩
  
◎ 花崗岩(白御影石、赤御影石)
  
◎ 閃緑岩(黒御影石)
 
 ◎ 粘板岩(玄晶石)
 ● 陶磁器系床材
 
● テラゾー

■ 木質系床材
 ● フローリング
 ● 最近のフローリングについて

  ◎ 無垢材フローリング
  ◎ 合板材フローリング
  ◎ ワックスレスフローリング
 ● コルク系床材
  ◎ コルク床タイル
 ● リニリューム系床材
  ◎ リノリューム

■ 繊維系床材
 
● カーペット類
鏡面仕上げ
挽き肌に仕上がった花崗岩下地石を最終♯2000カーポランダム(大理石の場合、じょうげんじ砥石)を渦巻状にかけて仕上る。
水磨き仕上げ
挽き肌に仕上がった花崗岩下地石を、最終♯180のカーポランダム(大理石の
場合は、♯220)を渦巻状にかけて磨くか、同程度のダイヤモンド砥石を用いて
仕上る。
バーナー仕上げ
冷却水を散布しながら、加熱用バーナーで石の表面を焼いて凹凸模様に仕上る。
小叩き仕上
ピシャン叩き仕上げした面に、更に小叩きようのノミで細やかな平行線の刻み目を
付けて仕上る。
割肌仕上げ
くさび割りした原石の表面をそのまま仕上げに使用する。



 天然石床材のメンテナンスにおいては、天然石の艶、色調などの「風合い」を損ねたくないという要望も多く、ワックスはあまり使用されておりません。
しかし、表面の仕上状態によっては汚れが付きやすく、内部へ浸透してシミとなりやすものもあります。
 天然石の仕上げの種類は多用多種あり、仕上げの状態によって性質が異なり、メンテナンス方法も大きく異なります。大別すると、吸い込みがほとんどなく表面の平滑な鏡面仕上げ、ある程度吸い込みがあり多少ザラツキのある水磨き仕上げ、吸い込みが多くデコボコの激しい凹凸仕上げ(ジェットバーナー、小叩きなど)に分けられます。
<鏡面仕上げ> 鏡面仕上げのものはワックスが密着しにくく、ワックス塗布により粉化等を起こし、逆に美観を損ねることがあります。また、この種のものは比較的汚れにくいことから、ワックスは使用せず、洗浄中心のメンテナンスを行います。
鏡面仕上げ(御影石)
<水磨き仕上> 水磨き仕上げのものは、ある程度の吸い込みがあり多少ザラツキがあるため、鏡面仕上げのものと比べると汚れが付着しやすく、ジュースなどの液体や汚れによるシミができやすいので、ワックスを塗布して保護する必要があります。
水磨き仕上げ(御影石)
<凹凸仕上げ>ジェットバーナー仕上げ等 凹凸仕上げの床材は、表面の吸い込みが多くザラツキがあるため、他の仕上げのものと比べて汚れやシミが付着しやすいため、水磨き仕上げ同様ワックスを塗布して保護する必要があります。なお凹部分に汚れやワックスが推積しやすいため、パッドではなくブラシを使用します。
バーナー仕上げ(御影石)
□■最適樹脂ワックス■□
石床プロコート
石床プロコート
(天然石の鏡面仕上げを除く)

※資料提供 潟潟塔激C
ハウスクリーニング用品センター
ハウスクリーニング技術館