スパーアクトルによるアク洗い

サイトマップハウスクリーニング用品センター
ハウスクリーニング技術館

アク洗い作業に用意する道具(作業員1人分)
 ◎ スーパーアクトル          A液 B液 各4L
 ◎ ポリバケツ            (3〜5L程度) 1個    (5〜7L程度)1個
 ◎ タオルか雑巾             2枚以上
 ◎ 耐薬品用ナイロン刷毛    (3mm幅) (7mm幅) 各1本以上
 ◎ ナイロン竹柄ブラシ       1本以上
 ◎ ゴム手袋             1双以上
 ◎ 計量コップ            1個
 ◎ 脚立                1個
 ◎ 養生用ポリシートとマスカーテープ 又は マスカー付きポリシート

作業前の準備
 
◎ 和室ならば畳を上げる。上げる前にテープ等で合い印を付けて同じ場所に納まる様にする。
 ◎ 床の間の化粧地板や廊下など、トラブル予防の必要な所に養生をする。


作業手順の動画

作業手順
 @ まず、ゴム手袋を着用して作業に掛かって下さい。
   スーパーアクトルのA液とB液を同量(各100〜150cc程度)をポリバケツに入
   れて混合して下さい。


 A その混合液をナイロン製などの耐薬品刷毛で、処理をする柱の数本に塗布を
   します。この時にタップリと塗るのが綺麗に仕上げるコツです。
   慣れない間は柱2〜3本ずつに、作業が早くなれば少しずつ増やしていけば良
   いでしょう。

 B 塗布すると汚れた木のアクが浮き上がってきます。塗布した後、直ぐにナイロン
   竹柄ブラシに混合液を付けながら、汚れや木のアクをブラッシングをして表面
   より浮かして下さい。

 C 浮き上がった汚れやアクを硬く絞った濡れ雑巾で拭き取って下さい。この状態で
   木のアクが取れ、乾するにしたがい漂白が進み、白く美しく仕上がります。
   白さが不足の時は乾燥後にもう一度、新たに混合液を作り、塗布した後に濡れ
   雑巾で拭き上げて下さい。更に白さが増します。
  

 
@

A

B

C

古さにより工程数を変える
 ● 1工程仕上げ
   
築後年数が比較的浅く、アクや汚れが少ない場合は上記の基本作業で綺麗に仕上がります。
   アクの量より薬剤の量が多い場合はアク抜きと漂白が1工程で行えます。

 ● 2工程仕上げ
   築後年数が古い場合や作業時に液量が少ない場合は、アク成分より液成分量が不足している
   為、1工程では充分な仕上がりが得られません。その時は乾燥後に、新規に混合液を作り、
   もう一度塗布して濡れ雑巾で拭き上げて下さい。更に綺麗になります。

 ● 3工程仕上げ
   築後年数が大変古い場合や栂材、松材、またアクが抜けても繊維質が変色している時は、
   上記の2工程でも充分な仕上がりが得られない場合があります。その場合は酸性漂白剤の
   ハイサルブリーチを4〜5倍に希釈し、ナイロンパッドで擦り洗いで仕上げます。

スーパーアクトル8kg
スーパーアクトル
ハイサルブリーチ8kg
ハイサルブリーチ
ナイロン竹柄ブラシ
ナイロン竹柄ブラシ

耐薬品ナイロン刷毛
耐薬品用刷毛
スーパーアクトル18kg
スーパーアクトル
ハイサルブリーチ18kg
ハイサルブリーチ
研磨シート
ナイロンパット
耐薬品刷毛
耐薬品用刷毛

ハウスクリーニング用品


     古い木部の あく洗い方法